神戸牛の購入前に知っておくべき注意点と選び方

高級ブランド牛である神戸牛は、その上質な味わいと食感で人気が高く、ギフトとしても重宝されています。しかし、神戸牛を自宅で味わうとなると、どのように選んだらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、神戸牛の魅力や品質の高さの秘密、選び方のポイントなどを分かりやすく解説します。。

神戸牛とは?その魅力と特徴を徹底解説

神戸牛とは、兵庫県神戸市の近郊で育てられた肉牛のうち、品質の高いものだけに与えられる呼称です。神戸牛の生産地は厳しく限定されており、それゆえに希少価値が高く、お値段も高級なブランド牛となっています。

神戸牛の最大の魅力は、その上質な肉質と豊かな旨味にあります。赤身に潤沢に入った細かい脂肪質「サシ」により、肉本来の旨みが増した上に、食べた時の食感がきめ細かく滑らかなのが特徴です。

この肉質の秀逸さは、神戸牛の血統と飼育環境、飼料が要因となっています。

神戸牛は但馬種の黒毛和種を母体としており、この品種は霜降りが美しく入りやすいことから上質な肉質が期待できます。さらに、肥育農家ではスペースに余裕を持たせたストレスフリーの環境で、衛生管理にも気を配りながら育てられています。

餌となる飼料も地元の食材を使用し、栄養価の高さを追求。神戸牛の肉質や旨味を最大限に引き出せるよう工夫されています。

神戸牛を選ぶ際の肝心のポイントとは?

神戸牛を購入する際は、品質と鮮度、価格など、さまざまな観点から見極める必要があります。

まず最も重視すべきは肉質評価の「格付け」や「等級」です。格付けは数字が大きいほど霜降りの質が高く、「格付け5」が最高ランクです。等級は「A」「B」「C」の3つに分かれ、A等級はサシの入り具合がきめ細かく肉質が最上級とされています。

できれば格付け4以上、等級Aを選ぶのが理想的でしょう。

次に部位も重要なポイントです。ヒレ肉は柔らかさに優れ赤身が多め、サーロインやリブロースはサシが豊富で味が濃厚といった特徴があります。自分の好みや利用用途に合わせて選びましょう。

また、鮮度管理も欠かせません。肉の色や香り、表面の状態をよく確認し、パッケージや真空包装がしっかりなされているかもチェックが必要です。

さらに、価格も無視できないポイントです。一般的に格付けや等級が上がるほど高額になりますが、異常な高値は避けた方が賢明です。

神戸牛選びで最も気をつけるべきことは?

最後に、神戸牛を選ぶ際の最大の注意点について説明します。それは「偽物への対策」です。

神戸牛は上質な肉質と希少性から高値で取引されるため、偽物が出回るリスクがあります。特に通販などでの個人購入時には細心の注意が必要となります。

まずは表示ラベルを確認しましょう。「神戸牛」の文字とトレーサビリティ番号(個体識別番号)が記載されているかどうかがポイントです。

さらにHACCP(ハサップ)の認証を受けた食肉処理施設で加工・販売されたものであることが望ましく、産地証明書の添付があれば確実性が増します。

 

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この記事の著者

株式会社 川岸畜産

株式会社 川岸畜産では、自社牧場である「川岸牧場」の神戸ビーフを中心に厳選された「牝牛」のみを取り扱い、牧場・精肉店・焼肉店と一貫した体制で、 お客様に最高の商品をご提供しております。
 
本社所在地 〒677-0016
兵庫県西脇市高田井町342-1
電話番号 0795-24-1229
オンライン販売サイト https://kobebeef-kawagishi.com/
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