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お肉は原則 「冷蔵で新鮮なうちに」 お召し上がりいただくのが理想です。しかし、すぐに食べられない場合もありますよね。
ここでは、ご家庭で少しでも風味や品質を保ちながら保存する方法をご紹介します。
保存のコツ
冷凍保存の鉄則は「急速冷凍&緩慢解凍」
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お肉屋さんの冷凍庫は 最低でもマイナス40℃。
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ブロックのまま真空パックで急速冷凍すると、品質をほぼそのままに 1年以上保存可能。
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ご家庭の冷凍庫は扉の開け閉めが多いため、 半月以内に使い切る のがおすすめです。
大切なのは「解凍」よりも「冷凍方法」
よく「解凍が難しい」と言われますが、実際には 冷凍方法 が重要です。
0℃~-5℃をいかに早く通すかで、風味や食感の保持が決まります。
冷凍のポイント
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冷蔵庫を頻繁に開け閉めしないタイミングで冷凍する(夜お休み前やお出かけ前がおすすめ)。
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厚みがあると中まで凍るのに時間がかかるため、 薄めに小分けして保存。
日数別 保存方法
保存期間 | 方法 |
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1~2日 | ラップして冷蔵庫で保存。チルド室がある場合は必ずチルド室へ。お肉の上に物を載せない。調理30分前に室温に戻す。 |
3~4日 | 開け閉めがほとんどない場合はチルド室(0~-1℃)でOK。全く開け閉めしなければ1週間ほど持つ。開け閉めがある場合やチルド室がない場合はラップして冷凍庫へ。 |
5日以上 | ぴったりラップして冷凍庫へ。半月以内に使い切る。「冷凍焼け」に注意。風味は徐々に落ちる。 |
解凍のコツ
1. 自然解凍(おすすめ)
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調理前日に冷凍庫から 冷蔵庫へ移す
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調理30分前に冷蔵庫から出し、室温に戻す
面倒でも自然解凍が一番安全で、風味を損ないません。
2. 電子レンジ解凍(時間がない場合)
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推奨はしませんが、どうしても急ぐ場合のみ
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加熱しすぎるとお肉が部分的に火が通ってしまうため注意
室温での解凍は菌が繁殖しやすいため避けましょう。
まとめ
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新鮮なお肉は 冷蔵で召し上がるのがベスト
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冷凍保存する場合は 急速冷凍&薄く小分け
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解凍は 冷蔵庫でゆっくり自然解凍 が安全で美味しい
この記事の著者

株式会社 川岸畜産
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