神戸牛のすき焼きにおすすめの部位と調理方法、合わせる食材の選び方

神戸牛すき焼きのおすすめの部位

神戸牛ですき焼きを作る際には、特におすすめしたい部位があります。最初に挙げるべきは霜降りが特徴の「リブロース」です。深い旨みと融点の低い脂が特徴で、口の中でとろけるような食感が堪能できます。また、「モモ肉」や「肩ロース」は、霜降りに比べてさっぱりとしていて、肉本来の味わいを楽しむことができる部位です。モモ肉は適度な肉質と赤身の風味豊かさがあり、肩ロースは少し霜降りがあるものの、赤身の旨味がしっかり感じられるため、すき焼きの味わいに深みを加えます。部位によって味わいだけでなく、食感も異なるため、好みに合わせて選ぶことをおすすめします。

神戸牛すき焼きの絶品調理方法

神戸牛のすき焼きは、肉の旨味とともに割り下が大事です。まず、鍋に油を少量しいた後、サシが入った肉を平らに敷くように置きます。肉が焦げないよう中火でじっくりと焼くことが大切で、表面がかるく焦げ目をつけたら、ひっくり返しましょう。こうすることで、肉汁を逃がさず、旨味を凝縮させることができます。焼き色がついたら、割り下を注ぎ、肉のうまみを割り下に移しましょう。割り下は醤油、砂糖、みりん、日本酒を同量で合わせ、好みで昆布だしを加えると、一層深みのある味わいになります。肉が割り下に絡んだ後は、具材を加えて弱火で煮込むことで、神戸牛本来の風味を最大限に引き出すことが可能です。絶品すき焼きには、火加減と焼き加減、そして割り下のバランスが欠かせない要素となります。

肉の焼き加減とタイミング

神戸牛のすき焼きで最も重要なのが、肉の焼き加減です。最初に、フライパンまたは鍋を中火で適度に温め、肉が焼き過ぎないよう注意しましょう。肉は部位によって脂の量が異なるため、リブロースなどの霜降り部位は弱火~中火でじっくりと、赤身肉は中火で手早く焼くことがポイントです。また、調理のタイミングは、霜降りは割り下を加える前に表面をさっと焼き、赤身は割り下と一緒に煮ることで肉本来の旨味を引き出す事ができます。焼き加減には個々の好みがありますが、火が通り過ぎず、柔らかい食感を保つ程度がおすすめです。

手作り割り下の作り方とコツ

神戸牛すき焼きで大切なのは、やはり肉のうま味を引き立てる割り下の質です。手作り割り下は市販品と比較して深い味わいが魅力で、優れた割り下こそがレベルの高いすき焼きを実現させます。基本の割り下は、しょうゆ、砂糖、みりん、日本酒を均等に混ぜ、お好みで昆布だしを少々加えるだけ。味のバランスは、しょうゆの辛さと砂糖の甘さを基軸に、みりんの旨味、そして日本酒の香りが加わることで深い味わいを生み出します。コツは、一度材料を鍋に入れ弱火で煮ることで全成分が溶け合い、まろやかでコクのある味に仕上げます。

具材選びと美味しい食べ方

すき焼きを更に格上げするためには、神戸牛の美味しさを引き立たせる具材選びが重要です。新鮮な白菜や春菊など、季節の野菜をたっぷりと使いましょう。甘みがあり、煮込んでも崩れにくい玉ねぎは、肉の旨みとの相性抜群です。しらたきは、独特の食感と、余分な脂を吸い取りながらも味を楽しむのに最適です。

神戸牛のすき焼きは、そのままでも十分美味しいですが、生卵をつけて食べるのも一般的です。卵のコクと滑らかさが、濃厚な肉の味わいを引き立て、また違った魅力を味わうことができます。美味しく食べるコツは、各具材をバランスよく取り入れつつ、肉の旨みを存分に感じられるようにすることです。

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この記事の著者

株式会社 川岸畜産

株式会社 川岸畜産では、自社牧場である「川岸牧場」の神戸ビーフを中心に厳選された「牝牛」のみを取り扱い、牧場・精肉店・焼肉店と一貫した体制で、 お客様に最高の商品をご提供しております。
 
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